産後うつを対処・克服する
[頑張らないのが一番の解決法]

出産は、女性が肉体的・精神的に物凄いパワーを使う瞬間です。
こうして生まれた子供だからこそ、目に入れても痛くない大切な宝であるのは、誰にとっても同じ事・・・。しかし、子育て自体が馴れていなかったり、出産に伴う自分の体の変化、ホルモンバランスの変化、また新たな生活環境への変化により、「産後うつ」の症状になる方がいます。
日本では、産後うつは、少ないと見られていましたが、調査によると約10人に1人は産後うつの症状になっていると言われています。
出産後、最初の 1ヶ月ぐらいの間は無我夢中ですが、はじめての検診が終わって一息つく時期、産後1ヶ月から2ヶ月位の間に、「産後うつ」になる方が多いといわれています。産後うつとは、どのような症状かというと、漠然とした不安感や、だるさ・疲労感、イライラや食欲不振です。
なぜ、このような事になるのか?というと、初めての出産や育児に対して、周りとの比較や、全てを完璧にしなければいけないという気持ちと現実のギャップ、旦那さんの子育てへの非協力的な態度への喪失感などからです。
では、どのようにしたら産後うつを対処・克服することができるのでしょうか?
出産後は、全てを1人でやろうとしない、悩まない事が大事
多くの方が、出産を終え、大事な赤ちゃんを育てようと張り切ります。自分のお腹を痛めて生んだ大事な子供ですから、その気持ちは十分わかります。しかし、子供を生むのが初めてなら、子供を育てるのも初めてです。更に、出産後は、自分自身の体にも変化が現れます。
こうした初めての事が、一度に重なると、頑張ろうと思っていた自分自身が空回りし始め、気づいた時には、何もかもがうまく行かない、思い通りにならないと感じ始め、全ての事が嫌になってしまうようです。全てを完璧にこなそうと思う生真面目な日本人気質の悪い面でもあります。
それではどのようにしたら産後うつを克服できるのか?または、未然に防止できるのか?考えて見ましょう。
1 全てを完璧にやろうと思わない。
出産や子育てを境に、周囲の環境だけでなく、自分自身の環境も大きく変化します。そこで、予め全てを完璧にこなす事はできないと、自分で理解しましょう。少しくらい失敗したり、うまく行かなくても、そんな自分を許す事が大事です。誰だって、分からない事があるのは当たり前です。分からない事があれば、その時、1つづつ覚えればいいのです。「あなた、そんな事もできないの?」そんな事を言われても大丈夫。言っている本人さえ、最初は同じように出来ていないものです。(笑)
赤ちゃんがうまく抱けない。ミルクがでない。気持ちばかりあせって失敗ばかり。夜泣き・ぐずり。赤ちゃんが思うようにしてくれない・・・(泣)
色々な悩みあるんですよね。その気持ち分かります。でもね、無理して頑張らなくたって良いんですよ。もし、子育てで悩んだら「あー、私も小さい頃はこうだったんだろうなー」って振り返ってみましょう。でも、あなたのお母さんは、あなたを一生懸命育ててくれた事に気づくでしょう。そして、お母さんへの感謝の気持ちが沸いてくるでしょう。
たまには、お母さんに電話して「育ててくれてありがとう」って言ってあげてください。お母さんもあなたの子育てに協力してくれますよ。
子育てとは、お母さんへの感謝の気持ちの恩返しです。不器用でも良いんです。あなた自身のペースで1歩1歩進んでいきましょう。
2 地元の保健センターの保健師に相談をする。
あなたの地元にも保健センターがあります。ここでは、様々な育児の悩みや問題に対して、相談できます。例えば、赤ちゃんの抱き方やミルクのやりかた、他にもほんの些細な事でも大丈夫です。もし、あなたが「恥ずかしい」なんて思わずに、電話してみてください。きっとあなたの悩みが解決できますよ。
※中には、保健婦を装った悪質な訪問営業もいますので、知らない人の突然の訪問には気をつけてくださいね。
3 家族の協力を得る。先に生んだ方のアドバイスを貰う。
育児は、1人でするものではなく、旦那さんのサポートが必要です。しかし、旦那さんが夜遅く帰ってきたり手伝いが出来ない場合は、だんなさんに無理に育児を押し付けないほうが良いでしょう。いきなり、やらせたりするとかえって旦那さんの反発を食らう場合もあります。多くの場合、旦那さんは協力したいのですが、「何をどうしたら良いのかが分からず、何も出来ない・・・」、それが毎日色々な事をしている奥さんからすると、非協力的に見えてしまいがちなのです。旦那さんも、何をすればいいのか?やり方さえ分かれば非常に協力的になるものです。
このような場合は、例えば、休みの日に旦那さんと一緒に赤ちゃんを連れて散歩に出ます。そして、オムツ替えの際などに[おむつを取ってもらうなど]手伝ってもらい、自然に子育てに参加させるのです。このように段階的に手伝わせる事で、自然と子育てをさせてください。この点は、子育てというより、旦那育て(?)という感覚でしょうか。まったく、男性ときたら・・・(笑)
旦那さんに「手伝って」と言いにくい方に、旦那さんに子育てを協力的にさせる方法を書いておきますね。
(1)赤ちゃんを抱っこさせたら、赤ちゃんに対して「○○ちゃんは、お父さんに抱っこしてもらっていいね〜」と赤ちゃんに言ってください。これは、赤ちゃんに言っているようですが、実は旦那さんの気分を盛り上げる言葉です。旦那さんは、調子に乗って自分なりの掛け声を赤ちゃんにしだすでしょう。このように徐々に慣れさせると、他の事もしてもらいやすい雰囲気になります。
(2)ミルクやオムツ替えは、いきなり「やって」ではなく、一度、やり方を説明する。いきなりミルクやオムツ替えをやらせて、「そんなことも分からないの?」などとは決して言わない。まずは、旦那がいる目の前で、ミルクやオムツ替えをしている所を、自然と見させましょう。そして、2回目・3回目あたりに、ミルクやオムツ替えの一部分を担当してもらいます。(先ほども書きましたが。)その時に、ミルクを少し飲ませてあげて感想を聞いたり、うんちの臭いを嗅がせてあげることで、旦那さんの子育てへの好奇心を与えてあげましょう。
このようにすれば、無理に手伝ってと言わなくても、旦那さんも徐々に子育てに馴れさせる事で、平日、仕事から帰ってきたときでも、協力してくれるようになります。それを1人で何でも抱えてしまって、旦那さんに「なんで私ばっかりやらなきゃいけないの!」なんて言ってしまうと大変です。旦那さんは、余計に子育てに消極的になってしまいますよ。
あと、実家が近くの人は、たまには実家に子供を預ける事も大事です。実家の父母は、可愛い孫の面倒をしっかり見てくれますので、たまには1人で気分転換・リフレッシュしてくださいね。馴れない子育てを頑張って自分のご褒美に、おいしいご飯や服などは最高ですよ。
上記の3つのポイントを実践して産後うつを克服してくださいね。もし、深刻な悩みを抱えてどうしよも無いときは、早めに専門のカウンセラーに相談してください。
この方達も産後ダイエットしてます!
産後ダイエットコラム[みんなの産後うつ体験話]
Mさんの場合
私の場合、出産が落ち着いた、産後一週間目位の時でした。初めての育児の大変さを感じ、1人で悩んでしまいました。そこで、市の保健センターの助産師さんに電話で話したり、子育てサークルに参加してみたり、なるべく沢山会話をするようにしたら、「逆に私がアドバイスしたり(笑)」、気分を切り替える事ができ、気づいたら育児を楽しめるようになりました。
Yさんの場合
私の旦那は、いつも仕事から帰るのが遅いので、育児には協力してくれないだろうと諦めていました。
しかし、1人での子育ては始めての連続でつらくて1人で悩んでいました。そんなある夜、帰宅した旦那に、つい「あなたは良いわよね。育児なんかしなくても良いんだから・・・。」と思わず言ってしまいました。
言った瞬間、「そんな事言うつもりは無かったのに」と思う反面、「旦那に協力してもらいたい」という本音が入り混じっていました。
いきなりの事だったので、旦那もその日は、動揺していましたが、次の日から早めに仕事から帰ってくるようにしてくれました。旦那は不器用なので、オムツ替えも下手ですが、でも不器用なりに手伝ってくれるその気持ちが嬉しくて、今では2人で協力して子育てをしています。
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